体験談

 インナーチャイルド・私、YURIの場合

(自分自身に退行催眠を行った時)

初めてインナーチャイルドにあった時、その子は7歳くらいで髪の毛はボサボサで顔も少し汚れていた。

裸足で服も少し汚れていて、本当にほったらかしにされている子みたいだった。

薄暗い部屋のドアのところに顔を出して、おどおどとした様子でこっちを見た。

 

その子を一目見たときに 心が締めつけられそうなほど愛おしさがこみ上げてきた。

今思い出しても涙がでてくるほどだ。

けれどもその子は私にも心を開こうとはしないで、すぐにパタンとドアの向こうに隠れてしまう。

 

その時突然こんな感情が飛び込んできた。

 

「ママ、どうしてそんなに怖い顔してるの?怖いよ。どうして?・・笑って、笑ってよ。」

 

そして悲しみと不安の入り混じった混乱した感情がおしよせてきた。

私はその感情に浸りきって思いきり泣いた。無性に悲しくて淋しかった。

けれどもいつも感じるような苦しさがまるでなく、甘いような感傷的な感覚だった。

 

後になって私は悲しみは決して苦しい感情ではなく、その感情に抵抗するために苦しみが生まれるのだと悟った。

 

私はその子を膝にのせ顔を拭いてあげ、髪の毛をとかしてあげた。

その子が不憫で泣けてしかたなかった。

そんなことをされることに慣れていないかのように

その子は膝の上で居心地悪そうに固くなりながらも 私にそうさせてくれた。

私はもう決して一人ぼっちにしないし どんなことがあっても大好きだと伝えた。

 

次にチャイルドを訪ねたとき 少ししかたっていないのにまた顔も服も汚れていた。

ハートを開きたくても傷つくことが怖いのですぐに閉じてしまうのだ。

そしてそのことで自分自身が一番傷付いている。

 

顔を拭いて髪の毛をゆっくりとかしてあげながら、その子が淋しさをじっと受け入れてきた事に胸がつぶれそうになった。黙って一緒に座っていると その子が少しずつ打ちとけてくるのがわかった。

 

しばらくすると その子が少し大きくなっていることに気が付いた。
もう顔もきれいなままだった。
私はその子と手をつないでグルグル回った。
その子はおとなしかったけれど 嬉しそうにくすくす笑った。

 

ある時その子を訪ねると 部屋のドアが開けっ放しになっていて もう誰もいなかった・・・。

 

 

これがわたしのインナーチャイルドの物語です。

退行催眠中に出逢ったチャイルドが実際の自分の子供時代の様子をしているとは限りません。
わたしの場合 母はどちらかというと過干渉でしたので実際には汚れた身なりをしていたとは考えられません。

けれども「自分の気持ちを顧みてもらえない、自分にはその価値が無い」という想いがチャイルドの汚れた身なりに象徴されていたのだと思います。

 

またチャイルドというのは自分の本質をあらわしています。
現在のわたしは陽気で社交的という印象を持たれることが多いのですが、それはおそらく「明るくはきはきした子になってほしい」という母の無意識の期待に応えて作り上げた二次的な性格で、わたしの本質は内向的なのだと思います。

 

インナーチャイルドを癒すことによって 私の人間関係は劇的に改善されました。

傷つけられたくないという気持ちから 私は他人に対していつも「感じよく」ふるまっていました。
心を開いて本当の自分を表現する事は大の苦手で 基本的に他人が怖かったのだと思います。

「恥」という概念が私を支配してもいました。「ありのままの私は恥ずかしい」と言う感覚です。けれども私は嘘のように変わってしまいました。

他人を見る目が「私を傷つけるかも知れない人」から「私を受け入れてくれる人」に変わったのです。

私は安心して自分をさらけ出せるようになり するとすぐに本当ににわかりあえる友達ができるようになりました。


でも何よりもチャイルドを愛した事で、傷つきやすさも含めて自分を本当に愛すべき素晴らしい存在だと思えた事が一番だったと思います。 

また自分自身を受け入れることで 他人のこともありのままに受け入れることができるようになりました。

このことを通じて 誰かに対して否定的な感情を抱いてしまう人というのは 自分自身に対してもたくさんの厳しい条件を課していて 誰よりも自分自身が苦しい人なのではないかと思うようになりました。

 

インナーチャイルド・MIHOさんの場合

 

その女の子は3歳ぐらいで 原っぱで泣いていた。


「どうして泣いているの?」とたずねると「迷子なの」と答えた。
もうずーっと誰も迎えにきてくれないのだという。

 

そう私に告げながら MIHOさんの目から涙があふれた。
子供の頃3人兄弟の中で自分だけ親戚の家にずっと預けられていて
お父さんもお母さんも1度も会いにこなくて もう迎えにこないのかも知れないと思ってとても不安だったのを思い出したのだそうだ。

 

MIHOさんはとても人なつっこい性格で陽気で いつも人に囲まれている。
とても淋しがりで 男性でも女性でも誰かと新しく知り合うと ハートを開いてその人と絆を結ぼうとする。
もちろん無意識なのだが 相手によっては 戸惑って引かれてしまう事がある。
そのたびに悲しい気持ちになってしまうのだそうだ。

 

その女の子は誰かが通る度に「この人が自分をこの淋しくて不安な気持ちから救ってくれるのかもしれない。」と期待していた。
MIHOさんは 誰かと会うたびに無意識に同じ気持ちを抱いていた事に気づいた。


女の子がかわいそうでかわいくて MIHOさんはその子を抱きしめて泣いた。
大人になったMIHOさんが女の子の淋しさを分かってあげると その子はほーっとため息をついて膝の上で安心して眠ってしまったのだそうだ。

 

MIHOさんはそれから何度も自分でインナーチャイルドを訪ねている。
他人と自然な境界線が保てるようになり 時間をかけて良い関係が築ける様になったと言う。

 

数千件のセッションを通じて数え切れないほどのドラマと体験談があります。

でもどのセッションでも例外なく 無垢で純粋な子供の心に触れることができます。

その子どもに出逢ったなら もうあなたは自分を責めたり 追い立てたりすることはなくなるでしょう。

 

子供の頃に欲しくてたまらなかった愛情を 大人になったあなたが望むだけ与えてあげる事ができるのです。

チャイルドを癒しながら リアルタイムに自分自身が癒されていくことに きっとあなたは驚くでしょう。 

 

 

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